あやし野ビデオ館

怖い映画をご紹介しています

クトゥルフ的 ラヴクラフト的 異世界モノへの誘い Ⅱ

「人喰いトンネル」と合せておススメしようとあれこれ考えてくうち、長くなっちゃったので別立て第2弾。壁の向こうは異世界、異世界トリップ、異世界の拡大・浸食、異世界召喚… 異世界系かなり好きなんすね。自覚無かったけど。何の前触れも無くズルッと引き…

クトゥルフ的 ラヴクラフト的 異世界モノへの誘い Ⅰ

「人喰いトンネル」と合せておススメしようとあれこれ考えてくうち、長くなっちゃったので別立て第1弾。壁の向こうは異世界、異世界トリップ、異世界の拡大・浸食、異世界召喚… 昨今流行の異世界(転生)モノではなく、クトゥルフ的ラヴクラフト的異世界によう…

うちの子だけどこんな子知らない 取り替え子の恐怖

モキュ沼第2章「アレ的なモノに侵略される恐怖(もしも家族や隣人が見た目そのままで中身だけ別なナニカに変化してたら)」の続きで、非モキュだけど「取り替え子(チェンジリング)」の恐怖。『取り替え子』とは、知らぬ間に見慣れた我が子が中身だけ別人にすり…

モキュメンタリー沼 第2章 アレ的なモノに侵略される恐怖

もしも家族や隣人が見た目そのままで中身だけ別なナニカに変化してたら。しかも被害は(これ見よがしに)拡大しつつあって、必死で食い止めようとご近所さんとか警察に訴えても「アンタの方がイカレてる」とスルーされたら…。今回は、そんな恐怖をあえて味わい…

モキュメンタリー沼 第1章6節 モキュに正義はあるのか?

①ドキュメンタリー系 「ほんとにあった!呪いのビデオ」とっておき編 2023年7月現在、ついにシリーズは100巻を突破、肝心の『100巻』は始祖である中村義洋監督による劇場版で2023年8月公開、その間もシリーズは走り続け、同8月には102巻がリリース予定だそう…

モキュメンタリー沼 第1章5節 詰まるとこ”ほんと”か”ウソ”か

何度も言うが本当っぽければ真偽はどうでもいい派である。ツッコむのはシャギっぱなしのあけすけな合成動画と、女性スタッフにあえて極寒の深夜、薄着生足ミニスカで山奥の化けトン歩かせたり、凶暴な人物にゲリラ取材させたり、素手で異物や死骸を触らせた…

モキュメンタリー沼 第1章4節 ビデオテープという柔さ

①ドキュメンタリー系 「ほんとにあった!呪いのビデオ」円熟期編 2023年1月、ついにシリーズは99巻を突破、名実ともに『心霊ドキュメンタリーの金字塔』達成へのカウントダウンが始まった今日この頃。今回は前述の児玉和土監督のセオリーを継承し且つ完成さ…

モキュメンタリー沼 第1章3節 「投稿映像」という免罪符

①ドキュメンタリー系 「ほんとにあった!呪いのビデオ」激動編 先にも書いたが、歴代最長となる24巻(2006年)~41巻(2011年)を担当した児玉和土監督の時代は、中村監督らの創り上げた基盤を強化しエンタメに昇華させた激動の時代である。「『視聴者による投稿…

モキュメンタリー沼 第1章2節 「信じるか信じないかはあなた次第」前提の『ほんと』

「ほんとにあった!呪いのビデオ」というOVがある。それまで静止画だった心霊写真が「奇跡体験!アンビリーバボー」や「USO?!ジャパン」をきっかけに動画に移行し、TVでは心霊映像や超能力、都市伝説、UFOやUMAなどの特番が度々流れ、宜保愛子氏始め霊能者ら…

モキュメンタリー沼 第1章 「え……信じてたんですか?」と鼻で笑われてもなお

2022年現在、既に見慣れた存在となった”フェイクドキュメンタリー”もしくは”モキュメンタリー”。某敏太郎氏に「え……信じてたんですか?」と鼻で笑われようが、同じパターンを何度見せられようが飽きることなく、あったら怖い、今度こそもしかしたらとワクワ…

「人喰いトンネル」(2010年) 「君が『交換』したのが間違いだった…」そして『3びきのやぎのがらがらどん』

「人喰いトンネル」 ■ 古く長いトンネルがあるアメリカの田舎町。周辺では失踪事件が相次ぎ、その1人である夫を探し続ける姉の元に長年放浪していた妹が戻る。妹はトンネル内で痩せこけた不気味な男と遭遇。その数日後、失踪していた姉の夫も廃人のようにな…

「セッション9」(2001年) 「メアリーが『いい』と言ったからさ。みんな俺に殺させるんだ…」

「セッション9」 ■ 2001年米製作のサイコ・ホラー。アメリカ、マサチューセッツ州にある巨大な廃精神病院。かつて非人道的な治療が行われた事で閉鎖に追い込まれたその廃墟の改修工事に雇われた5人の職人らが陥る闇とは。■ 監督/脚本は「マシニスト」のブラ…

「4人の食卓」(2003年) 「夏なのかな…暑い …熱くてたまらないのに逃げ場がない…」

偶発的に霊視能力に目覚めた男が出会ったミステリアスな女。彼女はその能力ゆえ絶望の淵にあり、思わず彼に救いを求めるが…。■監督/脚本「犯人は生首に訊け」の女流監督イ・スヨンの長編デビュー作 主演は韓流ドラマ「パリの恋人」「銭の戦争」「町の弁護士 …

「ノロイ」(2005年) 「多分ね、もう全部だめなんだよ」

■2004年(平成16年)に失踪した怪奇実話作家の遺作 怪奇実話「ノロイ」。そこに記録されていた数々の怪異そして真実とは。■制作/一瀬隆重■監督/脚本「オカルト」「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズの白石晃士 ■出演/スタッフ関係者:怪奇実話作家小林雅文…

「感染」(2004年) 「このウィルスは、患者の意識に感染する」…「感染てなんですか?!」

閉鎖間近の病院で起こった医療事故。その最中置き去りにされた未知の感染症患者を巡り、スタッフらの絶望的な攻防が始まる。2004年の[Jホラーシアター]第1弾「予言」と共に公開された病院系ホラー。

「笛を吹く男」(2015年) 「月の見えない夜…太陽の見えない昼…たった一日でおぞましい死に方をする!」

「月の見えない夜…太陽の見えない昼…たった一日でおぞましい死に方をする!」…山間の隠れ里に迷い込んだ楽士親子の悲劇を描く「ハーメルンの笛吹き男」をモチーフとした韓国サスペンス

「家」(1976年)  ”家”そのものが怖い 家モノホラーの元祖

白亜の大豪邸でのバカンスを夢見た一家を襲う悲劇とは 70’ホラーの女王カレン・ブラックと伯母役ベティ・デイヴィスの怪演はトラウマ級